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会員コラム


令和3年度技術士第2次試験合格者の出身大学別合格者 2023-4-20

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)
 令和3年度技術士第2次試験合格者の出身大学別合格者の一覧がHP(会員限定コーナーに掲載)にありました。
トップは九州大学で102人、次が京都大学で99人です。合格率で分類すると、大阪大学、東京大学、京都大学の順です。
また、技術士1次試験の合格者のトップは東京大学で173人、次が京都大学で166人となっています。合格率で分類すると、東京大学、京都大学、大阪大学の順です。
 技術士の合格者は偏差値の高い大学や、卒業生の多い大学が上位を占めており、弁護士試験や、公務員総合職試験と同様に、 技術分野の主要な国家資格としての地位が定着してきたようです。
 技術士の資格を取得してどの様なメリットがあるのかということはよく聞かれます。
一部の建設関連業種を除いて、技術士資格は特別な業務独占はなく、会社からの資格手当も出ない企業が大半です。
 それでも何故技術士資格を取得しようとするのでしょうか。大企業の終身雇用制度は崩れてきており、逆に副業を認める企業も増えてきている今日において、人生設計のバックボーンに技術士資格があるという認識は、波乱の多い企業生活での精神的な支えとなるものです。この技術士合格者一覧のトップ20に電通大の名前が無いのが残念です。

電通大技術士会は、技術士一次試験合格の若い方を会員に迎えて、現在会員は48名となります。
電通大技術士会への入会はこの申し込みフォーム より入会申込みができます。

最近の活動状況 2023-3-27

電気通信大は、2025年度からの個別入試・前期日程で、全受験生を対象にした選択科目として「情報T」を実施する方針を発表しました。国立大の個別入試・前期日程で全受験生向けの実施を発表したのは初めてで、25年度からの個別試験・前期日程では数学と外国語を必須とし、情報T、物理、化学の3科目の中から2科目を選ぶ選択科目を課すとのことです。「情報T」は、いまの高校1年生が受験生となる25年度から大学入学共通テストに導入されます。
電通大技術士会はこの度、技術士一次試験合格の若い方を会員に迎えました。現在会員は48名となります。電通大技術士会への入会はこの申し込みフォーム より入会申込みをすると事務局から手続き案内が来ます。
昨年度から年会費は無料としており、見学会等のイベントに参加の場合は実費をいただくことで運用しています。気楽に参加して、社外や大学関連の人脈を増やしてみてはいかがですか。

謹賀新年 2023-1-1

新年あけましておめでとうございます。
今年(2023年)は電気通信大学技術士会の設立10周年になります。
コロナ禍が収まり、リアルの記念式典が開催されることを願います。


金銀融通の御礼「一陽来福」創始のお寺「放生寺」の参拝風景

第9回 拡大技術士会開催

2022年11月19日(土)15:00〜17:15 東4号棟 222教室会場とオンラインで拡大技術士会が開催されました。
参加者はリアルで11名、リモートで4名でした。
@ 「Beat Sensor技術の進展と展開状況」 15:15〜16:15
電通大 情報・ネットワーク工学 石橋孝一郎教授
A ご挨拶:電気通信大学 田野 俊一 学長 16:30〜17:15
    目黒会 森 淳 会長


石橋孝一郎先生講演風景


会場風景


記念写真

2022年度日本技術士会総会が開催 2022-6-16

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)
6月15日の15時から令和4年度日本技術士会の総会が東京サンケイ会館で開催されました。
正会員数は16000人で、技術士登録者数は97000人程です。
事業活動収入(一般会計)は約4億円、試験事業関連収入(特別会計)は約7億円です。
入会歴が35年以上であって、会長表彰があった会員は19名で、その内電通大技術士会関係者は1名でした。
質疑応答ではCPD制度について、負担が多い割にはメリットが少ないのではないかという問合せがありました。医者や弁護士と違って、技術士は業務独占はなく名称独占のみであるために負担の多いCPD制度に疑問を提示した質問であった。
これに対して、会長からは「能力やスキルを生涯アップデートする」仕組みであるとの回答がありました。


総会風景

「名前がかっこいいと思う国立大学」人気ランキング 2022-5-25

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)
全国の国立大学について、2022年5月16日から5月23日まで、ねとらぼ調査隊が「名前がかっこいいと思う国立大学は?」というアンケートを実施し、総数6532票の中から第1位は1755票を集めたのは「電気通信大学」です。2位と3倍以上差をつける、圧倒的な結果になりました。
大学名に地名が付いていないとして有名ですが、正々堂々とした大学名としてかっこよいそうです。
学力や研究内容で第1位になりたいですね。

 電気通信大学は1949年に設置された大学で、東京都調布市に本部を置いています。名前の通りに電気や通信分野に強い大学として知られており、幅広く理工学について学ぶことができます。演習や実験を基にした体得型の授業が多く行われ、就職率の高い大学として人気となっています。
 コメント欄では「これほどまで正々堂々とした大学名を見たことがあるか? これこそが本当にかっこいい」「自分は思わないんだけど周りに名前かっこいいってよく言われる」との声が挙がっています。

1 電気通信大学 1755
2 一橋大学    556
3 京都工芸繊維大学 347
4 名古屋工業大学 274
5 筑波大学 216
6 横浜国立大学 207
7 神戸大学 186
8 茨城大学 171
9 東京工業大学 161
10 北陸先端科学技術大学院大学 155

「大学技術士連絡協議会」2022-2-3

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

月間技術士会報2022年2月号の76ページに大学技術士連絡協議会の一覧が掲載されています。
全体32校の内常時SSL化にに対応したhttpsのホームページを持っているのは14校で、大学技術士会の独自ドメインを持っているのは半分程度です。
電通大技術士会は設立当初の8年ほど前から、uece.jpという独自ドメインを持って活動しています。
ここでは、活動状況の紹介し、会員相互の交流を支援しています。最近では日本技術士会の公開記事も掲載しています。
電通大技術士会は、多くの学生や卒業生に技術士試験を受験してもらい、技術士資格者を増やす支援をしています。
有資格者の増加が、電通大のブランドイメージの向上にもつながっていく思っております。
技術士の資格をお持ちの方や、技術士制度に興味を持たれているOBの方は、電通大OBの方は会員になってみませんか。
事務局(e-mail: info@uece.jp)までご連絡ください。

「第8回拡大技術士会を振り返って」2021-12-28

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

 電通大技術士会 第8回拡大技術士会が2021年12月18日(土)午後にオンラインで開催されました。
はじめに電気通信大学学長 田野 俊一 先生の「電通大が目指す共創進化スマート社会とそれを実現する UEC 工型人材について」という講演があり、 電通大の新しい進む方向についての新たなUECビジョンの説明がありました。
共創進化スマート大学を目指して、この人材像として多様な連携をベースにしたUEC「工」型人材を育成を計画しています。
電通大の学生に自信を付けるために、卒業後社会で活躍している OB の紹介を予定しており、ここで電通大技術士会と連携していくとのことです。
 続いて電気通信大学副学長 坂本真樹先生の:「電通大の広報戦略について」という講演がありました。
電通大の知名度を上げ、有名にしたいという広報戦略の紹介がありました。類似の国立大学との比較して、勉強・研究に熱心であるが、ブランド偏差値は低いものとなっているという説明がありました。
このブランドイメージ向上の取り組みの一環として、電車やバスへの広告を活用したり、SNSを活用事例の紹介がありました。
 その後、「技術士資格のメリットについて意見交換」についての意見交換がなされ、技術士資格保有者数名から話題を提供していただきました。 企業を定年退職した後の就職やボランティア活動に大変役に立ったということです。
この意見交換は、学内への技術士制度の理解を得て、受験希望者を増やすためでもあったのですが、学生へのメリット紹介に工夫が必要であるということでした。
 今回の拡大技術士会は、目黒会グループ会への案内もしていただいたところ、技術士の資格を持たない方の参加も多くありました。電通大技術士会は、大学OBの技術士資格者を増やすためにも、多くの卒業生に技術士試験を受験してもらい、電通大のブランドイメージ向上に寄与していきたいと思っております。
技術士の資格をお持ちの方や、技術士制度に興味を持たれているOBの方は、事務局(e-mail: info@uece.jp)までお問い合わせください。

「資格と人生設計」2021-11-10

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

電通大技術士会は7年前から活動を開始し、活動の柱の一つに“技術士制度の普及”を挙げています。
学生が社会に出てキャリアを積むために技術士は有効な資格と考えており、在学中に技術士一次試験にパスしておくことは、在学中から有効であると考えています。しかし、電通大学生の一次試験受験者数は少ないのが現状です。
 原因は学生が技術士制度を知らないことと考えられ、学内での認知度を高めていきたいと考えております。

電通大OBへの技術士資格取得と学生への技術士一次試験チャレンジを推奨する意義をまとめてみます。

1)技術士会組織(日本技術士会、各県技術士会支部等)への参加により、社外人脈の開拓ができる
 キャリア拡大の情報とチャンス形成、資質向上による電通大卒社内評価の向上
2)企業における人材流動化が進む中で、人生設計に技術士資格が役立つ
 人生設計のバックボーンに技術士資格があるという認識は、波乱の多い企業生活での精神的な支えとなる。
3)技術士資格保有により、社内での優遇措置が期待できる
 大手ゼネコンでは昇格の条件に資格取得があったり、大手電機メーカでは社長との定例の資格保有者との懇談会がある
4)技術士はテクニシャンでなくエンジニアとして資格である、
 PE: 技術士(Professional Engineer)は特に海外業務で有利となる
5)大学OBの技術士資格取得者増加による大学評価向上につながる
 技術士第二次大学別合格者数は、偏差値の高い大学が上位を占めてきている。令和2年度技術士第2次試験合格者では、合格者のトップは京都大学で99人、2番目が東京大学で88名、電通大出身者の合格者数は7名でした。

電通大技術士会は12月18日(土)に拡大技術士会をWeb会議で開催する予定であり、ここでこの「資格と人生設計」に関するパネルディスカッション(座談会)を計画しています。

「電通大の信用格付」2021-10-11

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

電通大の信用格付は「AA+」の安定的となっております。

【電通大からの報告】 事業法人としての格付け取得について:
電通大では、経営状況に対する客観的な評価を通じて、ステークホルダーの皆様に対する経営の
透明性を高めること等を目的として、格付を取得しました。

株式会社日本格付研究所(JCR)による格付の結果、学長のリーダーシップの下、教職員の合意形成を適切に進めながらスピード感のある施策を実施できる点、多様性、相互理解、イノベーションで表される「D.C.&I.戦略」に基づく、近年のさまざまな制度整備や施策展開の成果などが評価され、11段階中2番目の「AA+」を取得しました。

JCRによる格付事由は以下の5項目が示されています。
・国の研究大学強化促進事業に採択され、情報通信、AI、ロボティクス、光科学、脳科学などの分野の研究力に定評がある。
・自己収入を伸ばすことで一定の経常収益を確保し、教育・研究水準の維持、向上に努めている。
・学長のリーダーシップの下、教職員の合意形成を適切に進めながらスピード感のある施策を実施できる。
・科研費の採択金額や共同研究経費の受入金額が増加傾向にあるなど、一定程度の外部資金の獲得力が認められる。
・借入金はゼロであるなど、財務基盤は安定している。

「大学シーズ実用化研究会」2021-9-28

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

大学シーズ実用化研究会が始まりました。
大学シーズを実用化の観点で調査検討し、企業との共同研究や技術移転を支援していこうというものです。
電通大知財部門が取りまとめ、関連する技術士会や弁理士会のメンバーが支援していきます。
大学シーズTop30の技術分野の中で、技術士会会員の関心を持ったテーマは以下の通りです。

1 移動無線通信システム 2名
2 生体の呼吸・聴力・形態・血液特性等の測定 2名
5 レーダ方式及びその細部 2名
6 デジタル計算機のユーザーインターフェイス 1名
8 イメージ分析 2名
10 学習型計算機 3名
11 暗号化・復号化装置及び秘密通信 1名
13 光学的手段による材料の調査、分析 1名
16 導波管型周波数選択装置及び共振器 1名
21 各種分光測定と色の測定 1名
22 生体の電気現象及び電気的特性の測定、記録 1名 
25 計算機間の情報転送 1名
26 可変指向性アンテナ、アンテナ配列 1名
30 機械翻訳 1名

大学シーズの実用化に興味をお持ちの方は事務局(info@uece.jp)までご連絡ください。

「交流会風景」2021-9-11

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

電通大技術士会の9月交流会が9月11日にWeb会議で開催されました。
参加者は6名で、ビールなどの飲みの片手に各自の近況報告等で2時間半ほど楽しみました。
最近地元の自治体での仕事を辞める幹事の話や、日本技術士会の会員継続に疑問を持っている方や、さらにはコロナ禍でワクチン注射を拒否している会員など興味深い話題で盛り上がりました。
また、余生を考えて断捨離に取り組んで蔵書を週百冊処分してすっきりしたという方や、IOTを自分のコンサル仕事に結びつけるために、ラズベリーパイ等で周辺機器を制御するのに取り組んでいる話などがありました。
この様に毎月Web交流会を開催しているので、興味をお持ちの方は事務局(info@uece.jp)までご連絡ください。

「総会風景」2021-7-19

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

電通大技術士会 第 8 回総会 が7月11日19時半からZoom会議で開催されました
2020年度は一度も対面での会合は無く、全てWeb会議で進められました。
出席者は幹事6人の他西田さん、水野さんが参加しました。委任状参加は9名です。
第1号議案(2020年活動、決算)、2号議案(2021年活動、予算)、3号議案(会則変更)が賛成多数で可決されました。
電通大技術士会活動の積極化のためには、幹事を含んで参加者の若返りが必要との提言がありました。
昨年度の技術士2次試験の合格者は7名おりましたが、まだ、本学技術士会に参加していない技術士資格をお持ちの方は、 事務局(info@uece.jp)までご連絡ください。

その後則包氏によるIT活用ツール説明と討議がありました。
新型コロナでリアル活動が制限されている一方で、オンライン活用が活発化し、今まで以上の情報環境が開けているとも言えます。
この様な中で、ITをより良く活用するツールについて、手始めに身近なメンバーで調査しました。
今後、広く会員からも情報を収集・提供することで業務や個人の情報環境をさらに豊かにしていただきたいと考えています。
この内容は電通大技術士会ホームページ(会員限定コーナー)に掲載しています。
1. Googleアラート【遠峰】
2. Google Earth Voyager【遠峰】
3. Google Form【則包】
4. チャット(Slack、LINE) 【則包】
5. グループウェア(cybozuOffice、kintone)【則包】
6. 汎用ツール(office365、Google Workspace)【則包】
7. Adobe Acrobat Pro DC【則包】
8. 動画の作成【菅野】(youtube、ZOOM、パワポ)
9. 議事録作成、プレゼン音声【則包】
10. その他(本会のIT環境)【則包】

「放射脳について」2021-6-6

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

コロナ禍の現状で皆様いかがお過ごしですか。 緊急事態宣言が出ている現状で、オリンピックを開催するのはもっての他であり、買い物もネットで注文したり、週1回のまとめ買い程度で、外出を自粛している人が周りにも多くおります。

最新の放射線専門医の会報(2021 JCRNewsNo239)で、中村仁信 大阪大学名誉教授が気になる論文「福島原発事故から10年経って思うこと」を発表しています。
「直線的しきい値なし説は1927年遺伝学者ハーマン・マラー氏の捏造だった」
「これを支援していたのが石油産業で財をなしたロックフェラー家であった」
放射能だけはどんなに微量でも危険で、線量に比例して害があるという説が長年信じられてきたが、2017年の米国核医学会誌に「画像診断レベルの低線量(100ミリシーベルト以下)による発癌リスクは存在しないという論文(JNM 2017;58:1-6)が発表されました。
また我国の原爆被爆生存者の平均寿命が日本人の平均寿命を越えているとの追跡調査が2012年に発表されました。

ロックフェラー家の陰謀という説は俄かに信じられませんが、原爆被爆者には被爆手帳が配布され、医療費が免除されているので平均寿命が延びているのは確かだと思います。低レベルの放射線は体に良いというホルミシス効果を指摘している研究者もいます。

高齢者のワクチン接種が進みつつありますが、平均寿命まで10〜20年のシニアにとって、この1〜2年の自粛生活は残りの人生に大きなウエイトを持つものであり、早くワクチンを打って人生を謳歌したいものです。

「令和2年度技術士第2次試験合格者」2021-5-20

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

令和2年度技術士第2次試験合格者の発表があり、電通大出身者の合格者数は7名でした。
合格者のトップは京都大学で99人、2番目が東京大学で88名、3番目が日本大学で74名です。
技術士の合格者は偏差値の高い大学や、卒業生の多い大学が上位を占めており、弁護士試験や、公務員上級職試験と同様に、 技術分野の主要な国家資格としての地位が定着してきたようです。
 技術士の資格を取得してどの様なメリットがあるのかということはよく聞かれます。
一部の建設関連業種を除いて、技術士資格は特別な業務独占はなく、会社からの資格手当も出ない企業が大半です。
 大企業の終身雇用制度は崩れてきており、逆に副業を認める企業も増えてきている今日において、
人生設計のバックボーンに技術士資格があるという認識は、波乱の多い企業生活での精神的な支えとなるものです。
大学技術士会は、資格取得の支援や人脈形成に役立つ活動をしております。
それにしても電通大出身者の技術士資格取得者が増えてもらいたいものです。

「定例Web会議2」2021-4-11

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

毎月第2土曜日の19時から電通大技術士会の定例Web会議があり、昨日(4/10)は各自の近況報告から始まりました。
名古屋から参加の方がおり、コロナ禍の下で、人に会うのを出来るだけ避けて、買い物も週1回にしている人や、リモートでの仕事が中心で1年ぶりに電車に乗ったという人がいました。

これに対して、私は毎日スポーツジムに通い、先週は4/7〜4/9と福島に2泊3日の旅行に行き、満開の桜を堪能してきました。このHPのトップの写真は 樹齢推定1000年超、日本三大桜に数えられ天然記念物に指定されている三春の滝桜です。 この他、二本松地蔵桜では残雪の残る安達太良山脈やカエルの声が印象に残り、合戦場のしだれ桜ではトランペットの演奏がありました。
長野では例年より2週間ほど早く、桜や梅、桃などが一斉に咲き始めたとのことです。

定例会では、ビデオ動画を活用してホームページを活性化しようという話題がありました。
これに関連して、私の関係する団体(技術士協同組合)では、「5分で分かる先端テクノロジー動画」のコーナーを用意しています。
ここでは、5分動画の作り方やPythonの概要、AI技術とその最新動向などの紹介があります。
興味のある方は私(sugano@uece.jp)までご連絡ください。

「電通大技術士会定例Web会議」2021-3-14

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

毎月第2土曜日の19時から電通大技術士会の定例Web会議が始まりました。
昨日(3/13)は田村先生の定年退官挨拶があり、詳細は別途議事録に掲載されます。
気になった話題として、
・楽天と日本郵政の提携
・電通大OBの久夛良木氏
がありました。

参加者の関係する業界の話題でもある、最も古いビジネスの一つである日本郵政と、1997年に生まれたネット・ベンチャーの歴史的な提携発表がありました。
全国津々浦々、2万4000局の郵便局にスマホを持った米倉涼子が微笑む「楽天モバイル」のショッキング・ピンクの、のぼりがはためくことになりそうです。
20年ほど前のソフトバンクが駅前でADSLの配布をしていたのを思い出し、1年間端末込みで無料という早速モバイルルータの予約をしました。

近畿大は、令和4年度に先端的なIT(情報技術)の人材育成に特化した「情報学部」を新設すると発表しました。学部長にはソニー・コンピュータエンタテインメント社長などを歴任し、家庭用ゲーム機「プレイステーション」を開発した久夛良木健氏が就任する予定とのことです。
参加者からプレステの最初のアイディアは久夛良木氏と調布の居酒屋で話し時に出来たといった話が出て盛り上がりました。どこまで本当か知らないけれど、ソニーのウォークマンの発明者は自分だという人が数十人いたということを思い出しました。
久夛良木氏が70歳を過ぎてこの様な公職に就くモチベーションは何でしょう。相当な資産(数百億円?)を持っているのでお金ではなく、勲章でしょうか。「天国へ行く道」を目指しているのでしょうか。

この様に毎月1回は電通大技術士会の定例会議を進めていくので、興味のある方は事務局(info@uece.jp)までご連絡ください。

「2割5分経営」2021-2-20

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

独立自営のコンサルタントはマルチクライアントが基本である。単一のクライアント(収入先)ではサラリーマンと同じである。

2021年2月19日の私の履歴者で、ホリプロ創業者の堀威夫氏は「2割5分経営」を述べている。
舟木一夫が売れると、父親が口を出し始めごたごたしてきたので、複数のタレントを用意するという「2割5分経営」を思いついた。

プロダクション経営はひとりのスターに依存してはいけない。毛利元就は1本の矢だと簡単に折れるが、3本まとめると折れないと教えたといわれる。ならば、こちらは4本の矢でいこう。プロ野球でも並の打者は2割2分とか3分、並の上限である2割5分に照準を定めよう。4人そろえれば10割だ。「4本の矢、2割5分経営」の考え方が、このとき芽生えた。

コンサルタントも同様で、複数の収入先を確保することから経営が安定する。収入先は企業だけではなく、地方自治体やNPOなども対象となる。
また、投資に興味があれば株取引なども収入先と考えてよい。

大企業も、副業を勧める時代になってきたので、いよいよこの「2割5分経営」が手本となってきたようである。

「生涯現役という生き方」2021-2-4

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

コロナ緊急事態宣言も3月上旬まで1か月延期されましたが、橘玲氏や池田信夫氏によると日本人の死亡者は、コロナ禍の昨年は減少しているとのことです。確かにこの冬はマスクをして外出も自粛しているためか風邪もひきません。
人類史上未曾有の超高齢化がますます加速しており、「60代で定年退職して、あとは年金で悠々自適」という人生設計が過去のものになってきています。技術士の資格を活かして、生涯現役という生き方に挑戦してみてはいかがですか。

橘玲の世界は損得勘定のブログより
 
新型コロナの感染拡大にもかかわらず、厚生労働省の人口動態統計(速報)によると、昨年1〜10月の死亡数は前年同期より1万4000人も減っている。(新型コロナを除く)肺炎やインフルエンザの死亡減はわかるが、心筋梗塞や脳梗塞も減少。理由はよくわからないものの、どうやら新型コロナの「新常態」は日本人の健康増進に貢献しているらしい。

また池田信夫のブログでは

緊急事態宣言による自粛や休業要請はコロナだけではなく、すべての感染症を抑制するのだから、人的被害はコロナとその他の感染症を合計したすべての感染症の超過死亡数でみなければならない。昨年の死亡数は平年の予想より3万人ぐらい少なく、超過死亡の閾値と比べると4万人以上少なかった。これはコロナの死者の6〜8倍である。

「コロナ下の日本経済における不都合な真実」2021-1-20

菅野 淳 (電通大技術士会 会長)

かんべえさん(双日総合研究所 吉崎達彦氏)のブログより。
吉崎さんは20年近くフォローしていいるのですが、双日株式会社の社員で、会社にいても独立しても「出来る奴は出来る」人です。 特に気になるのは次の2つです。
「グリーンとデジタルでGDPが増える道理はない」
「ESG投資は市場原理をゆがめるので、やればやるほど害の方が大きくなる」
これで食べている技術士は多くいるのですが、どう思いますか。

「コロナ下の日本経済における不都合な真実」

●10万円の給付金で増えたのは消費ではなくて貯蓄だった。
●住民票の動きを見る限り、既に東京都からのエクソダスが始まっている。
●製造業とサービス業が織りなす「K字型回復」の明暗。
●グリーンとデジタルでGDPが増える道理はない。
●他国に比して日本だけ失業率が上がっていないのは非正規労働者のお陰。
●秋時点で「コロナは去った」と日本人の大多数がタカをくくっていたから、最近の菅内閣批判が強くなっている。
●リモートワークによって、これから失われるであろう日本型組織の比較優位。
●ESG投資は市場原理をゆがめるので、やればやるほど害の方が大きくなる。
●日本におけるワクチン普及が遅れているのは、政策当事者が人命よりも人権を尊重しているから。

「明けましておめでとうございま」2021-1-1

菅野 淳(電通大技術士会 会長、技術士:情報工学)
明けましておめでとうございます。

2020年は想定外の新型コレラのインパクトにより歴史に残る激動の年となりましたが、大きな進化への転換ととらえて、私たちも原点に戻り、働き方や生活の仕方を再認識した年でもありました。
リモートワークやWeb会議が当たり前になってきて、通勤電車もそこそこ空いてきました。大学の授業もリモートが主となり、対面授業が少なくなってきました。繁華街や観光地では外国人がいなく成り、中国や韓国の言葉を聞かなくなってきました。
2021年は、多くの方々と未来をつくる挑戦の喜びをわかちあえる一年でありたいと思います。
新型コロナウィルスに対応するワクチンは欧米では接種が始まってきており、我が国でも春ごろからは希望者に無料で接種されるようになってくるようです。そして、7月にはオリンピックが無事に開催され、海外を含む人々の賑わいが取り戻されてくることを期待しています。

みなさまにとって、健やかで、あらたな未来への光を見出せる一年なることを、心よりお祈り申し上げます。

「2021年の予測」2020-12-12

菅野 淳(電通大技術士会 会長、技術士:情報工学)
かんべえさん(双日総合研究所 吉崎達彦氏)のブログより。
私も同じような判断ですが、2)コロナワクチンはイエスで期待しています。
吉崎さんは20年近くフォローしていいるのですが、双日株式会社の社員で、会社にいても独立しても「出来る奴は出来る」人です。
スティーブ・ジョブズの英語の名言である「Stay hungry. Stay foolish.(ハングリーであれ。愚か者であれ)」をいち早く紹介してくれました。

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〇師走である。2021年の予測を考えなければならない。いくつかの"if"を考えてみよう。今の時点では、以下はあくまでも思考実験と言うことで。


(1)東京五輪(オリパラ)は開催されるのか?

――イエス。案ずるより産むがやすし。極端な話、参加国が20か国程度(ただし米中を必ず含む)で、ほとんどが無観客試合であっても構わない。ここでやらなかったら、二度と世界で五輪大会は開かれなくなる公算が大である。それではIOCもNBCも困ってしまう。だから、やりましょうよ。こういうやせ我慢、日本人はきっと好きなはずです。


(2)コロナワクチンは完成するか。そして役に立つのか?

――たぶんノー。ワクチンはできるだろうが、効果は未知数であるし、そもそも実用のためには千万、億単位で生産しなければならない。これは笑い話だが、ワクチンを輸出したくてうずうずしているロシアは、国内の生産能力が足りないそうである。日本の製薬会社が代わりに作ってあげてもいいが、その代わり全量ロシア引き取りでお願いしますよ。日本が買うなんて冗談じゃありません。


(3)前大統領となったドナルド・トランプ氏は訴追を受けるのか?

――イエス。脱税からスパイ容疑まで、あらゆる種類の裁判を起こされそうだが、たぶん致命傷にはならないでしょう。新設される「トランプ・チャンネル」が、バイデン政権の悪口を言うとともに、トランプ裁判の不当性を訴えることでしょう。なにしろ7400万票の民意が後ろについている。「ウィズ・トランプ時代」を甘く見ちゃいかんです。


(4)中国共産党は無事に共産党結党100週年を迎えられるのか?

――生ぬるくイエス。来年7月、上海市で中国共産党が結党されてから100周年を迎えます。彼らは厚顔無恥に祝うことでしょうが、習近平の求心力は下がる一方でありましょう。再来年に、無事に党書記の3期目を迎えられるかどうかはわかりませぬ。とりあえず株価を下げないようにするだけで苦労しますわな。


(5)日本で解散・総選挙は行われるか?

――ノー。たぶん任期満了解散でありましょう。このままコロナ感染者は増えたり減ったりを続けながら、ずるずると秋まで続くはず。なにしろ「第×波」が終わるのを待っている間に、次の「第×+1波」がやってきますから。だからと言って、菅政権は安泰です。今の野党は、政権を獲る気なんてこれっぽっちもないのですから。


(6)ジョー・バイデン氏は、米大統領としての務めを無事に果たせるのか?

――たぶんYes。犬と戯れていて足を骨折してしまうような老人に、多くを期待することは普通は難しい。それでも「わらしべ長者」の強運は続いていて、議会の共和党多数が続く限り、民主党左派は彼を担ぎ続けるしかない。そして議会共和党は、ときどきは彼に妥協しなければならない。でないと2022年中間選挙に負けてしまうから。気候変動問題は断固無視しても、コロナ対策をやらないわけにはいかんでしょ。


(7)アンゲラ・メルケル独首相は任期満了とともに政界を去るのか?

――イエス。2018年の地方選大敗でそのように宣言しました。こういうことで食言するような方ではありません。あとは野となれ、山となれ。新型コロナは世界の指導者の新陳代謝を促します。最初が安倍さん、次がトランプさん。この調子でどんどん変わっていくと思いますよ。え?来年が任期最後の年となる文在寅とマクロンはどうなるかって? そんなの知ったこっちゃありません。


(8)中東情勢は大丈夫か? イランといい、イスラエルといい、トルコといい、まことに物騒に見えるのだが?

――たぶん大丈夫。トランプさんが4年間、無茶苦茶をやった(シリア向けミサイル発射、米大使館をエルサレムに、イラン核合意破棄、イスラエルのゴラン高原の主権承認、スレイマーニ司令官爆殺など)けれども、その割に中東は平穏無事である。しかもイスラエルはUAEやスーダンとの国交正常化を果たしている。こんなこと、中東専門家は誰も予想していなかった。つくづく怖いもの知らずの素人外交は怖いです。とはいえ、これはこれで認めるべき成果なのではないでしょうか。


(9)英国は本当にブレグジットしてしまうのか?

――ノー。2021年の英国はG7の議長国ですし、COP26(グラスゴー)の開催国でもあります。そして米国ではアイリッシュの大統領が誕生する。ちっとはいいところを見せたいじゃないですか。そして通商交渉というものは、領土交渉や神学論争ではなくて、互いの利益を競うという不純な交渉です。落としどころはきっと見つかる。その程度には賢明な人たちだと思います。


(10)日経平均は3万円台まで上がるか?

――たぶんイエス。そこまでいかないとバブルとは言えないし、今やあらゆる前提がバブルの到来を示しています。この人がたいへんお怒りになるかもしれませんが、そんな状況を一目見てみたいという気がしております。


〇最後は「朝乃山は年内に横綱になれるか?」「イエス。本当は2020年中になってほしかった」で締めくくろうと思っていたのですが、10項目もそろったのでこの辺で手じまいといたしましょう。こんな風にして、来年の予測を作っていきたいと思います。

「電通大部活動の現状」2020-10-8

菅野 淳(電通大技術士会 会長、技術士:情報工学)

コロナ禍のもとで電通大の部活動も少しづつ動き出しています。

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挨拶が遅くなりました、お久しぶりです。現在学域3年、ワンゲル部61期の〇〇です。

10月になり後学期も始まり、日に日に秋が深まって参りましたが、OBの皆様はお変わりありませんでしょうか。

ワンダーフォーゲル部の具体的な活動再開の目途が立ち、小柳さんのご協力で新しい顧問を見つけることができましたので、部の近況報告を含め、ご報告させていただきたく思います。

大学全体の状況ですが、対面での授業も増えてきています。新入生の△△君という部員が入部したのですが、週に4日は大学構内で授業を受けるそうです。学年共通して、実験形式の授業は全て対面になりました。感染対策がどのようになされるのかは現時点ではまだわかっておりません。3年生は相変わらずオンライン授業がほとんどの状況です。

次に部活動の状況ですが、つい先日もう一人新たに入部希望者が加わり、部の1年生は2人になりました。

また、大学は、9月から大学施設を利用する運動部の活動を既に再開させています。これは前学期に学生中心となって再開嘆願書を作成し、大学との協議を重ねたことで実現しました。私事ですが、自分も代表者として参加したのですが、学生同士の話し合いの場はとてもいい経験になったと感じています。

再開の手続きとして、課外活動再開計画書の作成と、同意書の提出が必須になったのですが、この同意書の感染対策責任者に顧問を任命し、承認していただく必要がありました。栗田前部長と木村の提案で、OB会長の小柳さんに相談することとなり、無事にU類先ロボの杉正夫先生に新しく顧問になっていただくこととなりました。小柳さんを含め、OB会の皆様にご協力いただき、部員一同大変感謝しています。本当にありがとうございました。2年生が迅速に動いてくれたことにも感謝しています。

再開の手続きは杉新顧問に協力を仰ぎながら現在進めている途中です。終わり次第、ワンダーフォーゲル部として活動再開できると思います。その際には感染対策を怠らないように部長として指導するつもりです。

「電通大部活動の現状」2020-9-4

菅野 淳(電通大技術士会 会長、技術士:情報工学)

コロナ禍のもとで電通大の部活動もかなり制限されているようです。

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お久しぶりです。現在学域4年、ワンゲル部60期の〇〇です。

簡単に現在の状況を報告させていただきます。

まず、大学全体の状況ですが先日の小柳さんのメールにもあった通り、4月8日から大学の門は閉鎖されていて、自由に出入りすることが出来ません。5月末までは全学生が登学を禁止されていましたが、6月からは徐々に規制が解除され、現在では学生証を見せれば学域4年と大学院の学生は入構することが出来ます。(ただし、研究室の入退室時間を記録する必要があったり、担当教員がいない時間帯の利用はできないなどの条件付きです。)利用できる施設にも制限があり、例えば図書館やサークル会館は利用できません。

授業はオンラインで展開されていて、期末試験を行わずにレポートで成績を付ける科目も多いようです。ただし、1年生の前期の成績は類配属に関わるため、9月の中頃から終わりにかけて大学の教室を使って対面試験を行うそうです。(そのため今年の1年生は前期の試験が終わってから後期の授業の始めまでのいわゆる「夏休み」が5日しかないそうです。公平に類配属をするためとは言え、少し可哀想な気がします。)

また、先週行われた大学院の入学試験も対面で実施されました。私も受験したのですが、2メートル以上間隔をあけた席の配置になっていたり、試験監督の先生方はフェイスシールドを着用されていたりと感染対策に配慮した形で試験が行われました。

次に部活動の状況ですが、新歓を始めとした行事もすべてオンラインで行われていたため、どの部も新入生の獲得には苦戦しているようです。ワンゲル部も例に漏れず現在新入部員は1名だそうです。

また、大学は、活動状況が把握しやすい部活動から活動を許可していくそうです。具体的には多摩グラウンドを使う部活→体育館を使う部活→それ以外といった具合で様子をみながら開放していくそうです。この辺りについては現役部員の方が詳しいと思うので部長の吉岡に補足してもらおうと思います。

後輩から個人的に山に行っている話も聞くので、登っている人は登っていると思いますが、やはり団体での活動はコロナ禍では難しいようです。

「私と電通大技術士会」

遠峰 徹(電通大技術士会 幹事長、技術士:機械部門)
 37年前電通大機械工学専攻修士では振動工学を学び、現在のSEIKO-EPSON当時の諏訪精工舎に入社以降は生産設備の設計・開発、半導体の生産技術と内向きの仕事に従事しましたが、一時期半導体環境分野の業界標準作成に携わり、国際ロードマップ委員会で環境部門の副議長をした等の何年かは今に繋がる人脈を得た時期でもありました。現在は今までの経験を活かして省エネのコンサルタントをしております。  定年退職後、調布祭に出向くきっかけとして参加した電通大技術士会は、全国の大学技術士会の状況を知る中で、まじめに社会貢献に取り組もうとしている会の一つである事が分かってきました。技術士会立ち上げ段階という事もあり、長野県在住であるにも関わらず頻繁に大学での幹事会に出向くことになっていますが、自分を突き動かす源は大学への誇りと愛着であると感じています。  改めて考えると、技術士会活動は電通大で社会貢献のテーマを研究・実践している活動と言う事が出来ます。大きな影響を受けた若き日の大学生活でしたが、今新たな研究テーマで大学生活を送っていると考えれば若き日の情熱も蘇って来るように感じられます。幹事の面々と今後の大学・地域への貢献を熱く語り活動できているのも、電通大への愛着と同窓への信頼感が故であろうと思います。  この様な技術士会活動も2回の総会を経て、実質的な活動成果を問われる時期となって来ています。総会でも確認されました下記の推進テーマに多くの会員に呼応していただき具体的な活動に結び付けて行かねばなりません。2018年は大学創立100周年、そして2020年の東京オリンピックでは調布市内の競技場でロードレース、五種競技、サッカーなども企画され、都内でも注目を集める場所の一つとなります。この様なイベントも一つのきっかけとして技術士会活動を盛り上げていきたいものと考えています。

   H27年度電通大技術士会推進テーマ
 @ 技術者倫理講義支援 (大学への貢献)
 A 地域企業支援としてTAMA協議会、調布アットホームとの連携(地域への貢献)
 B 学生への技術士普及 (技術士の学内普及)

「電通大と私」

菅野 淳(電通大技術士会 会長、技術士:情報工学)

私の大学時代はワンダーフォーゲルのクラブ活動の印象が大きく、丹沢の新人練成、南アルプス縦走や、北海道十勝岳縦走などで2週間ほど縦走したことが思い出されます。
卒論は新任の石田晴久助教授(当時)で、アメリカ留学から帰って来たばかりの先生で、UNIXやC言語を日本に初めて紹介した先生です。
石田先生は卒論の途中で東大に転任され、私の卒論「人口口蓋を用いた音声認識」では東大医学部の計算機(DEC社のPDP9)を使用しました。
私は電通大を1971年に卒業後松下技研に就職し、コンピュータの設計やOS,言語の研究をしました。
1983年に日本語プログラム言語を発表し、この商品化で安田耕平氏(現、キャンパスクリエイト社長)達のお世話になりました。
ここで、電通大の大学院の学生諸君に手伝ってもらい、パッケージソフト「和漢」が国際データ機器株式会社から発売されました。
それから30年を経過して、電通大技術士会の関係で調布に立ち寄ることが多くなりました。
電通大技術士会は、大学や社会への貢献を目的として2013年秋に設立され、現在会員が30名ほどです。
技術士は技術士法で定められた厳正中立な職業倫理を遵守しており、電気電子、情報工学、機械等の様々な専門分野の会員がおります。
大学との共同研究支援や、最近話題の産業界や大学での不祥事件に対する「倫理教育」の支援などにも取組んでまいります。
本格的な活動はこれからですが、電通大技術士会のご支援よろしくお願いします。

バナースペース

電気通信大学技術士会

 〒182-8585
 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
 目黒会内

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